AWS Budgetsとは?コスト予算の設定


AWS Budgetsの概要

AWS BudgetsとはAWS上で使用している各種リソースの使用状況を監視して、設定した金額を超えた場合はアラートを通知してくれるサービスです。AWS Budgetsにてサポートされている予約のアラートは、下記の5つのサービスに対してです。

●Amazon EC2
●Amazon RDS
●Amazon Redshift
●Amazon ElastiCache
●Amazon Elasticsearch

予算の作成や追跡はAWS Budgetsダッシュボードを使います。同じ画面で作成、編集、管理、予算ごとの状況を把握するなどさまざまなことができます。AWS Budgetsでは最大で20,000まで予算を設定することができ、さまざまな項目ごとに細かく予算設定が可能です。

AWS Budgetsの利点

予算の管理をしやすい

AWS Budgetsを使って、予算のステータスのモニタリングをすることにより予算の管理をしやすくなります。予算の管理はコストの他に、RIタイプのEC2インスタンスの予約やsaving Planの使用率予算やガバレッジの管理も可能です。

条件に基づいた予算管理が可能

AWSサービスやAWSサービスを利用しているリージョンなど条件を設定し、さまざまな単位において効率的に予算を管理することができます。これまでの使用状況を追跡することも可能です。

Budgets Reportの作成

毎日、週ごと、月ごとのレポートを作成しAWS予算に対してパフォーマンスをモニタリングすることができます。各AWSリソース毎に作成可能であり、予算管理が簡単になります。コスト面以外にも使用料に関しても同じようにレポート作成が可能であり、サービスの利用状況を把握することができます。

まとめ

AWS Budgetsを使い、サービス毎などさまざまな単位で利用料金を確認することができるため、AWSサービスの使いすぎなどを管理することができます。アラートを設定することにより、予算を超えた場合はすぐに把握することが可能です。

参考資料

https://aws.amazon.com/jp/aws-cost-management/aws-budgets/
https://www.skyarch.net/column/aws_cost_explorer/